「単純接触回数」って聞いたことありますか?
簡単に言うと「何度も何かに触れること」「繰り返し触れること」
同じ問題集を何度も解いたり、同じ単語を何度も見たり、
同じ問題パターンを何度も学んだりすることです。
こんなの誰でもできるやん!と思うことですが、
・一度の学習で満足してしまう人
・どんどん問題集を変える人
・同じ内容に何度も取り組むよりも、新しい情報や問題に移る人
・目標の設定が甘く、出来ている気になっている人
・付箋やマーカー、書き込んで満足している人
(単純接触回数が少ない人の特徴)
と、以外にできてない人が多いんです。
地味な勉強法ですが、「単純接触回数」は受験において非常に大切なんです。
自転車に乗るのが難しく感じたかもしれませんが、何度も練習するうちに乗れるようになりましたよね?
それと同じで、何度も問題を解いたり、単語を覚えたりすることで、その内容に慣れて、スムーズに対処できるようになるのです。
- 接触回数が身につく知識の定着を促す
大学受験で成功するためには、ただ情報を覚えるだけでなく、それを理解し、定着させることが重要です。単純接触回数は、その定着に効果を発揮します。例えば、数学の問題集を1回解いただけでは、理解が浅いままで終わるかもしれません。しかし、同じ問題集を何度も解くことで、問題のパターンや解法が脳に定着し、試験で即座に応用できるようになります。
- 短期記憶から長期記憶へ
単純接触回数を重ねることで、情報は短期記憶から長期記憶へと移行しやすくなります。
例えば、英単語を1度見ただけでは忘れやすいですが、その単語を何度も見聞きし、使う機会があると、その単語は長期的に記憶に留まりやすくなります。つまり、日々の積み重ねが大切であり、最初から全てを完璧に覚えようとするのではなく、継続的な接触が必要です。
- 繰り返し学習は自信の向上になる
同じ問題やテーマに何度も接することで、自信をつけることができます。例えば、過去の過去問を何度も解いておくことで、似たような問題が出た時に臨機応変に対応できる自信が生まれます。また、同じテーマについて繰り返し学習することで、その分野に対する理解が深まり、自信を持って試験に臨むことができるようになります。
単純接触回数は、大学受験において成功するための不可欠な要素の一つです。
定期的かつ継続的な学習を通じて、情報の定着化や自信につながることを覚えておきましょう。